「あら、楽しいと時間ってあっという間にたつわね。もう一時。レストラン見つけて何か食べましょう」これなら、男は自分の行動に感謝されたと感じ、非難された気分にならずに問題に耳を貸そうとする。彼が問題なのではないとわかれば、男は問題解決の意欲が湧いてくるのだ。

　問題を前向きに表現する方怯を知らない女性は、ボニーと同じ立場になった時に非難がましく次のようなセリフを言ってしまうのだが、その一言がどれだけ男の気分を害しているのか気づいていない。