米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は12日、北朝鮮が南部平山近くでウラン精鉱(イエローケーキ)製造施設の本格的改修を進めていると発表した。核兵器の原料となる濃縮ウランの増産を狙っている可能性がある。
商業衛星が撮影した最近の写真を分析した。北朝鮮の核開発をめぐっては、国際軍事情報企業IHSジェーンズが11日、寧辺で新たに拡張したウラン濃縮施設が稼働し始めた可能性があると発表したばかり。
ウラン精鉱はウラン鉱石を精錬したもので、濃縮工程を経て原子炉の燃料にも核兵器の原料にもなり得る。
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